7.0 のカット関連の機能を使用してコンテキスト内でメディアを表示するには、Shotgun でカットを作成する必要があります。Shotgun と RV には、これを行うための方法がいくつかあります。
最も簡単で速い方法は、Import Cut アプリを使用する方法です。Import Cut アプリは、EDL 情報を解析して既に Shotgun にある情報と比較し、変更の概要をまとめて、その情報を Shotgun にアップロードします。送信時に Import Cut により自動的に新しいショットが作成され、EDL に基づいて既存のショット情報が更新されます。
EDL を表すベース レイヤ(またはカット リファレンス)ムービーがある場合は、カットを読み込むときにアップロードすることもできます。これは、作業がまだ開始されていない場合やカットのその部分の作業が計画されていない場合であっても、カットを再生するときにすべてのショットが表示されるようにするために役立ちます。このような状況は、非 VFX ショットを使用するカットを扱う場合や、スタジオ間で作業を共有する場合によくあります。
Import Cut アプリでは EDL の読み込み手順が段階的に示されますが、主な手順の概要を以下に示します。
- 編集用アプリケーション(Avid、Premiere、Final Cut など)から EDL (CMX)を書き出します。
- RV を開いて SG Review メニューから Import Cut を起動するか、メディア アプリ内のカット ビューから [+ 新しいカット](+ New Cut)ボタンをクリックします。
- EDL (および、可能な場合はメディア)をドラッグします。
- カットをプロジェクトとトラッキング対象(シーケンス、シーン、または Shotgun の任意のエンティティなど)に接続します。
- 必要に応じて、以前のカットが存在する場合は、新しい EDL と比較することができます。
- カットの変更を確認します。
- カットを読み込みます。
- メッセージを追加してチームの全メンバーに通知します。 送信するにはグループ名を入力する必要があります。個人の名前や電子メールは入力しないでください。
- Shotgun でカットを表示します。


タイムコードからフレームへの変換やショットのリンク ロジックなどの技術的な詳細を含む、Import Cut アプリの包括的な詳細情報についてはここから確認できます。
Hiero、Nuke Studio、および Flame のユーザは、Toolkit と統合されているアプリ内から Shotgun に編集情報を直接パブリッシュできます。

編集情報を管理する独自の内部ツールがある場合、7.0 のカット データ モデルには Shotgun API を介してアクセスできるため、ツールを Shotgun と直接連携させることができます。カット データ モデルとスキーマのどのエンティティとフィールドをツールに追加するかを学び、Shotgun の再生とレビューのツールセットを使用できるようにします。

[+カット](+Cut) および [+カット項目](+Cut Item) ボタンを使用するか、[カット](Cut)ページまたは[カット項目](Cut Item)ページのインポータを使用すれば、ブラウザ内でカットを作成することができます。ただし、この 2 つの方法は少し手間がかかるため、時間が節約できる Import Cut アプリを試してみることをお勧めします。

手動の方法に興味がある場合、作成したカットを期待どおりに機能させるには、カット データ モデルについてよく理解することが重要です。