プロジェクトを単一ルート設定からマルチルート設定に変換するにはどうすればいいですか?

注: このドキュメントは、Toolkit の設定を管理するユーザのみが使用可能な機能について説明します。高度な設定が不明な場合は、『Shotgun 統合管理者ガイド』を参照するかサポートまでお問い合わせください。

プロジェクトに 1 つのローカル ストレージのルートを使用します( すべてのプロジェクト ファイルが /sgtk/projects のような 1 つのルート ポイント配下に保存されます)。ここで、プロジェクト ファイルの一部を保存する新しいストレージ ルートを追加します。これは、ディスク スペースが不足した場合やストレージ メディアを高速化する場合に一般的な方法です。現在、Toolkit には「primary」という名前のローカル ストレージが少なくとも 1 つ必要であるため、使用しているルートが 1 つの場合は、それを使用します。ここで、「secondary」という名前の別のストレージを追加するとします。

Shotgun でローカル ストレージを追加する

  • Shotgun で、[管理者](Admin) > [サイト基本設定](Site Preferences)ページに移動します
  • [ファイル管理](File Management)セクションを開きます
  • [+ ローカル ファイル ストレージを追加](+ Add Local File Storage)をクリックします
  • 名前(「secondary」)と関連するすべてのプラットフォーム上のストレージ ルートへのパスを入力します。特定のプラットフォームを使用していない場合は、空白のままにすることができます。
  • ページの上部または下部にある[ページを保存](Save Page)ボタンをクリックします

 file_management.png

新しいルートをパイプライン設定に追加する

Toolkit は、config/core/roots.yml ファイルのパイプライン設定で使用されるローカル ストレージに関する情報をキャッシュします。Shotgun で作成したばかりの新しい secondary ストレージ ルートを追加するには、このファイルを次のように編集します。

primary: {linux_path: /mnt/hgfs/sgtk/projects, mac_path: /sgtk/projects, windows_path: 'z:\sgtk\projects'}
secondary: {linux_path: /mnt/hgfs/sgtk/secondaries, mac_path: /sgtk/secondaries, windows_path: 'z:\sgtk\secondaries'}

新しいローカル ストレージ ルートを使用するようにスキーマを修正する

新しいストレージ ルートを定義し、Toolkit にそのルートを指定しました。ディレクトリ構造内での使用方法を決める必要があります。ここで、アセットのすべての作業は secondary ストレージに、ショットのすべての作業は primary ストレージに保存されると仮定します。config/core/schema でスキーマを次のようにセットアップできます。

 

schema_multi__Shared_.png

 

config/core/schema/project.yml

# the type of dynamic content
type: "project"

# name of project root as defined in roots.yml
root_name: "primary"

config/core/schema/secondary.yml

# the type of dynamic content
type: "project"

# name of project root as defined in roots.yml
root_name: "secondary"

フィルタ内のルートを参照するすべての下位 .yml ファイルも修正する必要があります。
たとえば、セカンダリ フォルダの下のどこかに asset.yml がある場合は、セカンダリ フォルダの値と照らし合わせてプロジェクトを除外するようにフィルタを更新する必要があります。

filters:
- { "path": "project", "relation": "is", "values": [ "$secondary" ] }
- { "path": "sg_asset_type", "relation": "is", "values": [ "$asset_type"] }

使用するルートを指定するようにテンプレート パスを更新する

最後に、使用するストレージ ルートを指定するように config/core/templates.yml ファイルで定義されたパスを更新1し、必要に応じて他のパスを更新します。テンプレート パスはスキーマと非常に密な関係にあるので、一致させる必要があります。スキーマで定義されたパスと正しく一致しない定義済みテンプレート パスを使用すると、エラーが発生します。

たとえば、secondary ストレージのすべてのアセット作業を使用するため、テンプレート パス maya_asset_work を更新するには、次のように修正します。

maya_asset_work:
definition: '@asset_root/work/maya/{name}.v{version}.ma'
root_name: 'secondary'

config/core/templates.yml ファイル内の各テンプレート パスをこれと同じように修正します。各ストレージ(「primary」または「secondary」)で正しい root_name を指定します。

新しい値が設定されると、以前の値を使用して作成された古いファイルに Toolkit からアクセスできなくなるため、パスの更新が最適な方法ではない場合があります(テンプレート パスの変更後は Toolkit で古い作業ファイルは表示されません)。これが問題になる場合は、新しい場所を設定した新しいテンプレート(houdini_shot_publish_v2 など)を作成し、この新しいバージョンを使用するようにアプリをアップグレードすることができます。すべてのアプリがこのようなフォールバックの考え方に対応しているわけではありませんが、古いファイルを認識できるアプリもあります。アプリは Shotgun 内のパブリッシュと常にリンクされているため、これはパブリッシュに影響しません。

 

 

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