[サムネイル](Thumbnail)フィールドにある[クエリーに基づくサムネイル](Thumbnail Based on Query)オプションを使用すると、[サムネイル](Thumbnail)フィールドに表示されるサムネイルとバージョンを定義できます。
Shotgun サイトでクエリーに基づくサムネイルを有効にするには、次の簡単な手順に従います。
- 更新する[サムネイル](Thumbnail)フィールドの列ヘッダを右クリックして、[フィールドを設定](Configure Field)を選択します。
- [フィールドを設定](Configure Field)ダイアログで次の 2 つのオプション*のいずれかを選択します。
- [サムネイルを手動でアップロード](Manual Thumbnail Upload): サムネイルを自分でアップロードする場合はこのオプションを使用します。レコードにリンクされたバージョンがある場合は、最新のバージョンを再生できる再生ボタンが表示されます。
- [クエリーに基づくサムネイル](Thumbnail Based on Query): サムネイルを手動で最新の状態に維持する必要はありません。ユーザによって定義されたクエリーに基づいてサムネイルを自動的に表示するには、このオプションを使用します。クエリーに一致する最初のバージョンが表示されます。
これで完了です。
注: クエリーが返したバージョンにサムネイルがない場合、サムネイルは何も表示されません。これを回避するには、フィルタに条件 Thumbnail is not empty (サムネイルが空ではない)を追加します。
Shotgun の他のフィールド タイプに関する詳細については、「フィールド タイプ」を参照してください。
注: 管理者の場合、権限に関して次のことに注意してください。スマート サムネイルはバージョンに基づいているため、ユーザにはスマート サムネイルを表示および使用するためにバージョンを表示する権限が必要です。これは既定で有効ですが、この設定を調整する必要がある場合は、[権限](Permissions) > [権限グループ](Permission Group) > [エンティティの権限](Entity Permissions) > [バージョン](Versions) > [チェックボックスを参照](See Checkbox) を介して編集することができます。
タスクのサムネイル
* タスクのサムネイルには、[最近関連付けられたバージョンまたはノートに基づくサムネイル]という 3 つめのオプションもあります。[最近関連付けられたバージョンまたはノートに基づくサムネイル]は、最新のバージョンのサムネイル、または最新のノート注釈のサムネイルのいずれかを表示します。バージョンとノートのサムネイルの作成日が同じである場合、このオプションはバージョンのサムネイルを表示します。
新しい Shotgun サイトでは、これが既定のオプションになります。
ショットのスマート サムネイル バージョンをオーバーライドする
スマート サムネイルを制御するフィルタで定義した追加条件に基づいて特定のバージョンを除外することができます。たとえば、「n/a」などを表示しないようにバージョンのステータスを設定し、スマート サムネイルが「Status is not n/a」となるように別の条件を追加します。サムネイルとして表示する「適切な」バージョンを探すと、このステータスのバージョンは無視されます。
イメージ ソース エンティティ
サムネイルには、イメージ ソース エンティティという単一のエンティティ フィールドが含まれています。イメージ ソース エンティティを使用すると、サムネイル イメージのソースにすばやくアクセスできます。以下に例を示します。
- Shot_001 のイメージを手動でアップロードした場合、Shot_001 のイメージ ソース エンティティは Shot_001 になります。
- スマート サムネイルが有効になっていて、Shot_001 のサムネイルがバージョン v001 から取得されている場合、Shot_001 のイメージ ソース エンティティは v001 になります。
- リンクされたエンティティ Shot_002 からサムネイルを受け取る Anm (アニメーション)タスク がある場合、Anm のイメージ ソース エンティティは Shot_002 になります。
- 特定のバージョンの注釈付きフレームからサムネイルを受け取るノート 1 がある場合、ノート 1 のイメージ ソース エンティティは annot_version_6005.0.png (添付ファイル エンティティ)になります。
イメージ ソース エンティティ フィールドはシステムによって所有されているため、削除できません。
注: イメージ ソース エンティティは API を使用して取得できますが、API を使用して設定することはできません。また、イメージ ソース エンティティ フィールドはソート、グループ化、クエリー、または概要をサポートしません。